論文抄読会は当院が毎月主催し、福岡、北九州地区の歯科医師に対し、複数の論文をもとに各回のテーマについて最新の医学情報を考察、提供する場です。
今回は博多駅近くの会議室にて12名の歯科医師が参加し、開催されました。
当院の歯周&インプラント専門医である加藤雄大が本年発表された「歯周病の新しい分類」について解説しました。より患者さんのリスクに応じたきめ細やかな対応が可能となる分類で、当院の診療プロトコールも新分類にあわせ変更を予定しています。
また、加藤大明歯科医師が「むし歯の分類」について解説しました。「削って埋める」だけがむし歯治療と認識されがちですが、実は一生自分の歯を使っていくためには「削らない」むし歯治療がとても大切です、その理解のためには「穴が空く前のむし歯の状態の見極め」が大切ですので、今回はそれに関連した論文を考察しました。
本セミナーは地域の歯科医療のさらなる質の向上のため、2018年現在、無料にて開催しています。
次回の開催は12/13木曜日を予定しています。参加をご希望の方は下記サイト内連絡先よりお問い合わせください(対象:英論文を読む意思のある歯科医療従事者、学生)。