当院の取り組み

カリオロジー(むし歯学)について講演を行いました。

当院の加藤大明歯科医師が5/26,27、複数の医療法人にお招きいただき、都内など二箇所にて、あわせて70名程度の歯科医師、歯科衛生士に対して、カリオロジー(むし歯学)の知識のアップデートをテーマに講演を行いました。

カリオロジー(むし歯学)では、患者さんごとのむし歯のなりやすさを把握して、個人ごとのむし歯の予防に活用したり、未来のむし歯の発生を予測を行います。

今回の講演では最新の知識の整理やその限界を確認するとともに、「本当に歯を守る」ための予防歯科の要点について科学論文と臨床例を交えながらお話しました。

 

Maurizio Tonetti先生の講演会に参加しました。

当院のヨーロッパ歯周病インプラント専門医である加藤雄大歯科医師が、横浜で行われた日本歯周病学会にて、Maurizio Tonetti先生(香港大学歯周病科臨床教授で現在の歯周病学におけるリーダーの一人)の講演を聴く機会を得ました。

歯周病治療における外科処置の際、歯ぐきに優しく、精密に再生療法を行うことが、いかに良い効果を及ぼすかという内容について知識のUPDATEを行いました。当院でも、歯周病が進行した患者さんに骨の再生療法を行っていますが、本講演にて、良い結果をだすための要点を再確認しました。

4/16日にアメリカ人歯科衛生士のShirleyさんに北欧歯科にお越しいただき、超音波スケーラーを用いた歯周病治療について学びました。

超音波スケーラーは、効率良く、効果的に歯周病治療を行うために必須の器具ですが、誤った方法で使用すると、治療効果が失われるだけでなく、患者さんの快適性まで損なわれてしまう恐れがあります。
始めに講義形式で正しく超音波スケーラーを扱うための理論を学んだ後、実際にマグネット式と分類される超音波スケーラーを用いて、理論に基づいた細やかな技術の習得のために実習を行いました。

今後も北欧歯科では、効果的かつ痛みや不快感に最大限考慮した歯周病治療を行なってまいります。

4/7スウェーデンの歯周病専門医Gunnar Heden先生の講演に参加しました。

4/7に当院の歯周病インプラント専門医である加藤雄大歯科医師が大阪で”歯周再生療法のアップデート”という演題のセミナーに参加しました。

講師のスウェーデンの歯周病専門医Gunnar Heden先生は歯周病によって失ってしまった骨を再生するエムドゲインという材料の臨床研究の先駆者であり、数多くの論文を発表しています。

セミナーでは、歯周病が原因で骨を失い、数年で抜け落ちてしまいそうな状態の歯を、エムドゲインを用いて再生療法を行い、20年以上維持させることができた症例を見せていただき、その術式、科学的背景とも当院で行われている再生療法と同一であることを確認いたしました。

歯の周りの骨や歯ぐきの再生療法の成功率は、「歯科医師の正しい知識や治療技術に加え、患者さんのブラッシングの質、その歯や周囲の骨の形態」により変わりますが、獲得できた治療結果を20年以上にわたって維持するためには、自身の歯科衛生士に通う習慣を作ることが最も重要なことです。当院は、今後も歯周組織の再生療法に加え、担当歯科衛生士によるメインテナンスを提供します。

 

リンク

歯科衛生士の臨床を総合的にバックアップする専門誌「デンタルハイジーン」に当院の加藤大明歯科医師が「プロの仕事」というタイトルで「う蝕予防方法の重みづけ」などについて寄稿しました。

ドラッグストア、テレビ、ネットなどで多くの「歯にいい」「むし歯予防」をうたったケアグッズが溢れていますが、それをどう選び、どう患者さんに提案するべきか、ということについて歯科衛生士向けに書いています。

https://www.ishiyaku.co.jp/magazines/dh/

3/17(日)インプラント周囲炎臨床ベーシックセミナーを開催しました。

博多駅前の会議室にて、インプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」に関するセミナーを当院のEU・スウェーデン歯周病インプラント専門医の加藤雄大歯科医師が行いました。

インプラント周囲炎は天然の歯の歯周病よりも治療が難しく、より早期に歯ぐきの変化に気づく診査、診断が大切です。これらについて、現在世界に存在する情報のうち、最も科学的に根拠があるとみなされる事柄について整理し、受講者にお伝えしました。

今回は、7名の歯科医師と3名の歯科衛生士ににご参加いただきました。

以下にいただいた感想の一部を掲載します

「今日は大変勉強なる講演を拝聴する機会を与えてくださりありがとうございました。
インプラントは今まで海のものとも、山のものともわからないため、必要以上に恐怖を感じていましたが、今回の講演を機に自分の医院の方向性を定めることができました。」

「これからの医療に対応できる歯科医院にアップデートしていけるように、
取り組んでいこうという気持ちになれたのは、午前中の診査、診断の非常にわかりやすいレクチャーのおかげです。」

「先生方にご指導いただいた通り、出血の有無だけでなく点状、線状、垂れるような出血をちゃんとみます。プロービングは一応円周にウォーキングプロービングでやります。
しかし深さも大切な指標ですがですが、出血のレベルと合わせて評価していきたいと思います。
そして、デンタルをきちんと撮影し診断へとつなげていく予定です。」

「処置や治療に関して。まずは健全なインプラントの維持していくためにTBIとIDBの指導に力を入れていきます。インプラント周囲炎疑いのレントゲンコレクターにならないように、
コントロール不良な粘膜炎や周囲炎が疑われる場合には、悪化する前に専門医、もしくは埋入元のDrへ対診を行い、外科処置や上部構造を一旦外してメンテをしてもらうなどの適切な処置を受けられるように判断を仰ぎたいと思います。」

などおかげさまで多くのポジティブな評価を頂戴しました。

次回、開催は9/8(日)を予定しています。次回セミナーにも複数の歯科衛生士さんも参加されますので、日々の臨床でインプラントが入っている患者さんをどうメインテナンスして差し上げるべきが不安を抱えているDHの方も、どうぞ参加をご検討ください。

詳細はこちらから。

歯科医療関係者の方へ(セミナー情報)

2/28, 3/1ヨーロッパ歯周病学会主催、Perio Master Clinicに参加しました。

当院の歯周病インプラント専門医である加藤雄大歯科医師が香港で開催されたヨーロッパ歯周病学会主催のPerio Master Clinicに参加しました。

メインのテーマは「インプラント周囲の疾患に対する予防と治療」で、インプラント治療の長期的な成功を得るために必須の内容について確認しました。

歯を喪失してしまうことで失ってしまった機能や見た目を回復するのに、インプラント治療は非常に有効な手段であり、実際に多くの患者さんのQoL(生活の質)を改善しているという報告があります。しかし、天然歯と同様に、日々の手入れなしでは長期にわたって健康な状態を維持することはできません。

加藤雄大歯科医師はこれまでもインプラント周囲病変の診査と診断、治療について他の歯科医師と情報共有を行なってきましたが、今回の学会を経て、世界基準の情報のアップデートが行うことができました。

3/6鹿児島大学歯学部インプラント科(口腔顔面補綴学科)にて講演を行いました。

3/6(水曜日)、当院の歯周病インプラント専門医である加藤雄大歯科医師が鹿児島大学歯学部インプラント科にお招きいただき講演を行いました。

大学医局員、開業医の先生方に対してお話しいたしました。

インプラント発祥の地、スウェーデンではインプラントが多くの患者さんに義歯を超える噛む喜びを享受している一方、インプラントが入っている患者さんの28%がインプラントの歯周病ともいえるインプラント周囲炎に悩まされています。しかし、日本ではこの病気について、専門的にも社会的にもいまだ十分に認知されていると言い難い状況です。当院の歯周病インプラント専門医はスウェーデン留学時代にこの病気について治療を行う機会が多かったため、「インプラント周囲病変の新たな分類を軸に考えるインプラント周囲病変の診査と診断」というタイトルで、この病気の基本的な考え方、予防方法、治療方法などについて、主にインプラントを専門に治療されている先生方に対しお話ししました。

 

3/3 歯の神経を残すためのセミナーを開催いたしました(東京)。

3/3は米国歯内療法専門医の松浦顯先生(福岡市開業)をお招きし、東京にて「歯の神経を残す」ための知識と技術を得るためのセミナーを開催いたしました。北は秋田、西は大阪、徳島から40名超の歯科医師が参加しました。

私たち北欧歯科は、「一生自分の歯で食べる喜びと安心を提供する。」ということを使命として診療を行っています。その実現のためには、むし歯、歯周病とともに「歯が割れる」ことを防がなくてはいけません。一本の歯についてより戦略的に考えると、歯を割らないためには「若い時に神経をとらない」ということがとても大切です。というのは歯の神経には歯の構造を密に作りあげていく機能があり、早期に失うことによりいわば歯がスカスカの状態になってしまい、非常に割れやすくなります。一方、若い歯の神経の機能をうまく利用すると、神経に接する大きなむし歯があったり、打撲により歯が折れて神経が露出したとしても、神経をとらずに、むし歯や傷を治療することができます。

当院では歯の神経の治療が必要な患者さんには、選択肢の一つとして、専門医による診療もご提案しています。ご希望の方は、ご遠慮なく歯科医師または担当の歯科衛生士までお尋ねください。

(まつうら歯科医院・歯内療法専門室ホームページへは下の 「Home」から移動できます。)

Home

 

当院が主催し、毎月実施している論文抄読会を博多区の会議室にて行いました。

当初6人で開始した本セミナーも、いまでは研修医から、卒後15-20年の歯科医師(院長)まで幅広く20人弱の歯科医師にご参加いただいています。(webでの中継による参加を希望している遠方の歯科医師も複数いらっしゃいますので、現在、実施を検討しています。)

今日はう蝕・予防分野からは「むし歯がどれくらい進んだときに歯科医師が治療を行うか」というテーマの論文を読みました。客観的な事実にもとづき歯科医師は臨床判断をしているつもりでも、多くが経験、教育、勤務形態、国の制度といった多くの要素に、その判断が左右されている可能性について学びました。

歯周病分野については、「一度に全てのはの治療を行う方法と分けて行う方法どちらが効果的か」「治りの悪い歯に何度も治療を取ることに意味はあるのか」「どのような状態が治療の成功なのか」といったことなどについて学びました。どの方法を選択するにせよ、家でのホームケアで80%の汚れが取れていることが治療を成功させる大前提であることも再確認しました。

今回は、初めてこの会に参加する歯科医師も複数いらっしゃったため、論文の読み方のコツ、ポイントについても復習しました。

次回は4/11(木曜日)を予定しています。